母親の料理。
昨日だか一昨日だか、ツイッターでポテトサラダのことがトレンドに入っているのを見た。
お惣菜のポテトサラダ買ってる主婦に対してじじいが嫌味言ってて糞だった
って話だったのだけど、
まあそのじじいは糞として
なんか、ふと母親の料理に関して考えた。
私の母親は割と料理が上手い方だし、結構マメに色々と料理を作ってくれたと思う。
私が小学校中学年くらいからフルタイムでパートをしていたと記憶しているが、平日に外食することはほとんどなかったし、それこそお惣菜なんかを上手に利用しながらおいしい食事を作ってくれていた。時間があるときは、コロッケだの中華ちまきだの、手作りするのはなかなか面倒な料理も食卓に並んでいた。
食事のマナーにはうるさく、でも嫌いなものを無理に食べさせることはなく、
母親はまあ他の面ではめちゃくちゃ困ったちゃんなのだけど笑、でもそんなわけで食事のことはもろもろ感謝している。私が今あまり好き嫌いがないのは母親の食育のおかげだと思う、姉も好き嫌いないし。(でもなぜか母親本人はめちゃくちゃ好き嫌いが多くて面倒くさい…)
だが1つ、母親の料理で未だに解せないものがある。
それが
ハンバーグである!!!!
コロッケ、餃子など、所謂ちょっと手のかかる家庭料理、は
母親のおそらく得意とするところでどれも美味しかったのだが
なぜかその中でハンバーグだけ!ハンバーグだけがどうにもあまり美味しくなかったのだ…
なぜなのか…?
思い返してみると、母親の作るハンバーグは
多分全然ツナギとか入っていなくて、玉ねぎがめちゃくちゃでかくて
要は、なんかひき肉と玉ねぎマルメターノ
だったのだ。
なぜハンバーグだけが、あんなに基礎を丸無視した作り方だったのかめちゃくちゃ理解に苦しむ。
でも逆に、あの作り方で全然まずくはなかったのはさすが母親…と言えなくもない…の…か……??
なんか今日はちょっと母親のことを褒めてしまったが笑、でも本当に彼女は困ったちゃんで私は何度ももうこの人とはやっていられない…と死ぬほど落ち込んでいる。
しかし、こうやって考えるとまあ、そんなに悪い母親でもねーじゃん、とまでは思えなくとも
日々きちんと食事を提供することの大変さが身にしみている今日このごろ、
私が高校のころなんて弁当まで毎日作ってたもんな…
ほんのりそこは感謝しないといけない……かな〜〜〜?と思ったり…思わなかったり……
そんなわけで
今度母親が家に遊びに来たら、最近私が編み出したふわふわハンバーグ(←別に普通のハンバーグ)でもてなしてあげようかな。
『あんたなにこれ!柔らかすぎて美味しくない!生焼けなんじゃない?!』
とか言われそうだけどね。
要はヴィジュアル系って楽しいよーって話、
コロナウィルスの感染拡大し、ライブハウスは密の温床!みたいなことになって早数カ月…
ライブハウスの対策だとか、いつからライブが出来るのかとか
そういうことは私のようなうんこ素人野郎が考えても仕方ないのでちょっと置いておくとして。
私自身も、もう4ヶ月以上ライブに行っていない。そして年内行く予定も一本もない。
こんなことは中学生で初めてライブに行ったときから考えても多分ないと思う。産後もしばらくしてからなんとかかんとかして行ってた気がするから。
もー、こればっかりは仕方ないし
むしろ早々に予定をキャンセルし、今も配信ライブのみを企画している私の贔屓にしているバンドは本当に素晴らしいと思うし、
文句を言うつもりは毛頭ない。
でもやっぱり音楽は聴きたい!
これを機にいろんなバンド聴いてみよう!と思いたち、はやりのサブスクで色々とダウンロードしてみたのだが、結果私は
やっぱりヴィジュアル系って面白いなー!
と思った。
そもそもヴィジュアル系ってなんだろう。
これはきっと色々と意見があって、歴史を紐解いたらある程度の定義はあるのだろうけど
個人的には、要はもう本人たちがヴィジュアル系ですって言えばヴィジュアル系だと思う。
そんでもう衣装着てお化粧してれば完璧。
音楽のジャンル自体はなんでも良い!
メタルもあり、昭和歌謡もあり、王道ロックあり、めちゃくちゃポップなバンドもいて良い。
私はその、懐の深さが好きなのだ。
今は活動していないのだが、私が以前好きだったバンドは『医者ロック』がコンセプトだった。でも別に医者っぽい曲はやっていなかったし、白塗りだし、めちゃくちゃキュートでキャッチーな曲なんかもあった。衣装は白衣だったけど。
飴を投げるバンドもいたし、バナナ投げるバンドもいた。めちゃくちゃテクニカルなバンドがいたと思えば、も〜素人でもわかるほどガチャガチャなバンドもいる。
とにかくごった煮なのだ。
長い歴史の中であれこれ細分化していった結果とも言えるのか…言えないのか…そこまで深く考えてはいけない!多分大した理由なんかないので。
対盤イベントにいけば、そんな色んなバンドが一気に見られる!
おトク。(まあ逆に時々とんでもなく生理的に受け付けないバンドとかもあるけど、それもまた楽しいといえば楽しい)
よく知らないバンドでも、ファンの子たちのマネして動いてみればあら不思議!なんか楽しい気がするー!ほら、盆踊りとかだんじりとかって、大音量の中繰り返し同じ動きをすることでアドレナリン出るって言うじゃない。あれよね。あとビリーズブートキャンプみたいな。やってるうちになんか燃えてくる!
ただヴィジュアル系っていうのは、(いや他のジャンルもそうなのかな…)
流行りにめちゃくちゃ波があって
ここ10年くらいはめちゃくちゃ低迷期!なのである。
雑誌はどしどし休刊になるわ、ヴィジュアル系専門店が次々と閉店するわ、よくイベントで見かけた有名どころのバンドが解散するわ、まあまあ散々な状況である。
しかもこのコロナ禍である。
ヴィジュアル系というか、エンターテインメント業界の先行きは暗い…
でも私はヴィジュアル系ネバーダイを信じている。
今までだって何度もヴィジュアル系はもう終わりみたいな論調にはなっている。
でも終わることはなかった。
なぜなら求める人がいるから、そしてどんな状況でも必死で続けて頑張ってくれるバンドがいるから。
何度も言うがまじでしょーもないバンドもいっぱいいる!私はあまりにも全ての音がズレているバンドの演奏を聞いてライブ中に酔ったことがある!ボーカルが歌い始めた瞬間ズコーー!ってなったこととか超ある!!
でも今、なりたい。ズコーー!ってなりたい。いやそれは嘘、普通に好きなバンドのライブに行きたい。笑
なんだかかなりまとまりが無くなってしまったが
要はヴィジュアル系ってまとまりがないし、私も良い意味でそんっなに深い気持ちがないのだろう、ただただ楽しいだけの場所だしそれで構わないから。
歌舞伎町のはなまるうどんにて
昨日、特に意味もなくダラダラと夜更しをしてしまった結果、今朝は起きるのが超ハードモードだった。魔界村かと思った。
職場の最寄り駅につき、既にギラギラに強くなった日差しを浴びて
『若い頃はオールして始発で帰ったりしてたのに、一体この10年で体に何が起こったというのさ』
と悲しくなると同時に、ふと懐かしい、私の大切な思い出が蘇ってきた。
22歳から23歳くらい、大学4年生から社会人一年目が終わるまでのころ、私は大学の友達と合コンばかりしていた。
みんな本気で出会いを求めているわけでもなく、ただのオモシロイベントの一つみたいな位置づけで、次みんなで集まったときの話のネタにすぎなかった。
その合コンが開催された時期は曖昧で、夏だった気もするし寒かったような記憶もある。あ、でもボウリングで相手の男性の一人が半袖だったような気はするから真冬ではないのかも。
1次会は普通の居酒屋で、2次会はボウリングだった。
なんの話をしたやら、どんな人たちだったやらあまり覚えてはいないのだが、一応2次会が開催されたあたりそこまで酷い雰囲気ではなかったのだろうと思う…多分。
夜更けも夜更けに解散となり、始発まで時間を持て余したのか、単純に腹が減ったのか、私達は歌舞伎町のはなまるうどんに行った。
ここからのことはよく覚えている。
私はそのころ、割と全てがうまく行っていない時期だった。
なんてことはない、長く続いた彼氏と別れ、おまけに就職先が合わずに体調を崩して一年と持たずに退職してしまったのだ。
よくある話だが、平凡な私にとっては大きな挫折で、まあまあ将来を悲観していた。
しかも極めつけ、好きな人がいたけれど、その人が全然私に興味がなかった。笑
うどんをすすりながら話したことは、
なんてことない恋愛相談だった。
合コン行ってもさあ、やっぱり彼が好きなんだよお
でも彼は私のこと恋愛対象じゃないんだよね
こんなに好きなのに、なんでかなあ〜
メソメソ、ずるずる。
今思えば、ちょっと精神的な健康も欠いていた気がする。
その彼、全然イケメンでもないしなんならめっちゃ嫌な奴だったし。笑
(でもめちゃくちゃモテる奴だった…なんでだろう)
友人達は、
そんな男やめなよ、とか
のぞみメソメソするなよ、とか
そういうことは一切言わないでくれた。
ただただ、
のぞみのやりたいようにするのが一番だよ
と言ってくれた。
うどんをすすりながら。
多分、その友達はそんなことを私に言ったことすら覚えていないと思う。
でも、私は今でも、この思い出を大切にしている。
今朝のような強い朝日を見て、あのときの、はなまるうどんを出たときの早朝の歌舞伎町に思いを馳せ、暖かい気持ちになるほどに。
人生って、きっと誰でもそういうターニングポイントがいくつかある。
夫のなんてことない一言や、忘れられないライブ、大好きな曲、旅先の風景、そしてはなまるうどん。
あの日合コンに行かなかったとしても、はなまるうどんに寄らなかったしても。
私は普通に生きているだろうし、今とそんなに変わらないだろう。
でも、日常はそういう、小さなキラキラした思い出や幸せがたくさん集まって成り立っている。そしてときに、寝不足で怠い体に元気をくれる。
これからも、たくさんそういうものが増えると良い。
そんなことを思った初夏の朝だった。
ところではなまるうどんで私はかけうどん的なものを食べた気がするけど、誰かが肉うどん食べてたような記憶がほんのりある、
まじバカだし若い!
母親は偉大、という言葉
息子を出産してすぐのころ、母や祖母に
『母親って偉大でしょ』
『お母さんに感謝しなさい』
と言われたのだが、正直あまりピンと来なかった。
息子を出産して2年が経ったが、やっぱり未だにピンときていない。
それはおそらく、私が全く偉大じゃないからだ、と思う。
母親として最低限のことはやっている…多分。
食事はそれなりにちゃんと作っているし、
絵本を読んだり歌を歌ったり、
規則正しい生活を心がけているし、
息子は元気に育っている。
でも、その反面で
食事が手抜きのこともたくさんあるし、
遊んで遊んで、と言われても『ちょっと待ってね』で待たせることもよくあるし、
寝るのが遅い日もあるし、
最近全然歯医者に連れて行っていないなど、出来ていないことをあげたらキリがない。
それでも、母親というのはいるだけで、命がけで子供を産んだだけで偉大だという見方もあるのだろう。私の母や祖母もそういう意図で言ったのだと思う。(まあ彼女らの性格からして本気で自分たちは偉大!感謝セヨ……と思っている可能性もかなりあるけれど…)
でも私はそうは思わない。
子供が欲しいと思って、そして産んだのは私だから。
出産が命がけだろうと、子育てがどんなに大変だろうと、そうすると決めたのは他でもない私で、そうである以上、やらなければならないことはやるのが当然だ。
なぜそれを偉大だなんて思えるだろうか。
あ、別に自分を追い詰めているつもりは全くないので、私は頑張りが足りない…!もっとちゃんとやって偉大な母にならないと…!とも思っていないので心配はいらない。
我ながらそれなりに頑張っていると自負している。
でも、私は結局のところ私だ。
子供を産んでから、もちろんめちゃくちゃ息子はまじで信じられないほど可愛くて超絶ウルトラキュートではあるが、
私自身が出産によって何か変わったかと言えば、そうでもないと思う。
友達と遊びたいし、ライブに行きたいし、自分の欲しいものは我慢出来ないし、一人で遠くに行きたくなる日もある。
基本的な私の構成要素は、下手すりゃ10代のころからあまり変わっていないのだ。
でもまあ、それで良いかなと思う。
要は偉大じゃなくても母親はやれるのだ、偉大なことに越したことはないかもしれないけれど。
とはいえ、友達が出産したら私も、
あれこれ制約のある妊娠期間を乗り越えて、陣痛を乗り越えて、お疲れ様ー!超偉大なんですけどー!!
って思うんだけどね。
キッチン戦隊クックルンの魅力について。
今週、私の愛する番組
が久しぶりに新エピソード公開になった…!
あまりにも嬉しいので、今日はクックルンの魅力について語りたい。
まず、『キッチン戦隊クックルン』というのは、Eテレにて月曜〜金曜の17:45から放送されている子供向けの食育番組である。
ひょんなことから選ばれた3人の小学生がキッチン戦隊に変身し、美味しいお料理を作って食べてパワーアップ!地球に意地悪をする怪人をやっつける、というのが大筋だ。
番組は主にお料理のシーンのみ実写、怪人が襲ってくるシーンや怪人を倒すシーンはアニメで構成されている。
まず、このアニメシーンがすごく楽しい。テンポが早く、コミカルで、怪人が襲ってくる!と言ってももう、しょーもない怪人ばかりで、ひたすらあっかんべーしてくるとか、足が遅くて全然こっちまでこないとか、まあ大体実害がほぼない奴らである。
大人が見ていても普通に笑えるような小ネタやメタ発言を挟んできたりするし、本当に見ていて飽きない。
怪人は追い詰められると大体でっかくなっちゃうのだが、そうなれば
あっちこっちそっちキッチン!
クックルンの本領発揮、キッチンでのお料理シーンに転換する。
ここで登場するのが3人の子どもたち。
私はアニメシーンも大好きだが、この3人の魅力がなんといってもクックルンにはまってしまった大きな理由だ。
一人目がアユ。
アユは赤い衣装を纏う、まごうことなきクックルンのセンターだ。
武器はひらめき。
彼女の魅力はなんと言ってもその笑顔、天真爛漫なキュートさ。時々、お料理中にセリフではなく3人で普通に会話しているシーンが映るのだが、
『うまくできた!』『へんになっちゃった〜!』
という彼女の笑顔に魅了されない人などいるだろうか!いや、いない!!
センターのわりにほとんどお料理はせず、すごーいを連発しているあたりも良い。みんなの妹的な存在の彼女はそれで良いのだ。足元が白タイツなのも可愛い。
そして顔がめちゃくちゃ可愛い。
二人目がコムギ。
アユが妹ならば、コムギはみんなのお姉さん。黄色の衣装を纏い、キッチンでは中心となってお料理を担当している。
一生懸命料理をし、金曜日恒例のロケでは礼儀正しく挨拶をする。
一言で言うと、
可愛いっ………
彼女の決めゼリフ、
『ここでコムギのキーポイント!ガチャ☆ 』
(↑お料理のポイントを教えてくれる)
が出た日には、おばさん骨抜きである。
時々見える、彼女の素のような部分、アユとはしゃいだり美味しい焼き芋を食べて『うまーい!』と言ったりするのも良い!
とにかく顔がめちゃくちゃ可愛い。
そして三人目がフキノスケ。
唯一の男の子で、緑色の衣装を纏い、知識がたくさんあることが武器!
彼がいるからクックルンはバランスが取れていると私は思う。女の子二人がキャッキャしているのを見守ったり、力仕事を引き受けたり、なんというか、既にかっこいい男の子、なのである。
あと食べっぷりが良い。これは3人に共通して言えることなのだが、特に彼はすごい。何も味付けしていないアボカドを食べて、『あ、甘くて美味しい!』とか言う。
そしてダンスのときのはにかんだ笑顔が良い!
なんていうか、顔がめちゃくちゃ可愛い。
またお料理の途中で流れる曲もすごく良い!曲調も様々で、ワルツ風の曲やアイドル風、メタル風のものまである。
フライパンでパパンパン、という曲は息子のお気に入りで、流れるとおもちゃのフライパンをパパンパンと叩いて嬉しそうにしている(可愛い)
私はトゥインクル☆パーティナイトというクリスマス前に公開された曲が大好きで、よく口ずさんでいる。冒頭のコムギちゃんの、『いけない!パーティが始まっちゃう!』のセリフが可愛いんだな〜〜〜〜
そんなわけでとにかく楽しいキッチン戦隊クックルン、ファンも多いはずなのだが、おかあさんといっしょやいないいないばあ!のようにステージや音源のリリースなどがないのが寂しいところである…(それらの番組が凄すぎるというのももちろんある!私も大好き)
しかし、出演者が主に小学生の3人であるし、彼女らに負担をかけることなど出来ないので致し方ない…!
それにもしなにか、イベントなんかあった日にはこんなに可愛い三人組である、キモい変な大人が大集結して間違いなくカオスなことになる。いや私もそのキモい変な大人の
一人に他ならないのだけど。
だから今のまま、クックルンは手の届かない尊い存在で良いのだ…
若い子風に言うと、クックルンちゃんしか勝たん…ぴえん…
でももしクックルンちゃんのイベントとかあったらめっちゃブッヒブヒで行くけどね!!
でも、せめて
音源だけでも出しません?!
まだまだ書きたいことはたくさんあるのだけど、(ダークイーターズのこととかレオンと木綿のこととか…平祐奈ちゃんがま〜あかわいい!!)
リアルなうちのほうのキッチンがなんとグッチャグチャなので今日はこのへんで…
こんな世の中だけど、私は今週から新エピソード公開になったことがすごく嬉しかった。クックルンの3人が健やかに、楽しくクックルンとして過ごして欲しいなと思う。
夫とワンピース
夫は典型的な、嗜好が小学5年生で止まっているタイプで
ドラゴンボール、ワンピース、モンストさえあれば多分一生楽しいんだろうな…とよく思う。
本当は毎週ジャンプを買いたいらしいが、それは結婚したときにやめてもらった。
『捨てるの誰だと思ってるの?重いし、古紙回収にいちいち出すの面倒くさいしやめて!あと個人的に電車の中でジャンプ読んでる大人は信用しないってきめてる』
と言ったときの、彼の正しくお母さんに怒られた…みたいな表情は5年経っても忘れられない。
しかしその後も、なんかよくわからないがワンピースの最新話の情報を仕入れては私に教えてくれる。
誰それの懸賞金が何万ベリーになったとか、
何年ぶりに誰々が誌面に出てきたとか…
私は、昨日あれだけ漫画詳しいです(ドヤ)みたいなことを言っておきながら、日本一のモンスター漫画であるワンピースについてほとんど分からない。
読んだことはあるが、なんとかの有名なアラバスタ編でリタイアしてしまったのだ…おバカさんなので、キャラクターの多さと場面転換の多さについていけなかった…
だから夫の言うことは半分くらいしかわからないのだが、でもまあ半分は分かるので、ふーん、へえ、となんとなく聞いてはいる。
最近、夫から気になる発言があった。
『シャンクスって四天王(←曖昧)で要はめっちゃ強いんだけど、そのシャンクスがなんであんな雑魚キャラに腕食われたかって話題なんだよ。何かの布石なんじゃないかって』
(私が知る限り)シャンクスというのは、主人公であるルフィの恩人のような憧れのような人であり、第一話でルフィをかばって腕を失うのだが
おいばかやろう!
いくら尾田っちが天才だからってな、そこまで考えて第一話作ってるわけねえだろうよ!
尾田っちだってな、その当時こんな長期連載になるなんて想像もしてねーし、20年後のこと見越してネーム切ってると思うか?!
ファンなら尾田っちのこと追い詰めるようなこと言うのやめろよー!
と、なぜか猛烈に尾田っちを擁護してしまった…
私、尾田っちのこと何も知らねぇのに…!
尾田っちはまじで天才だから、もしかしたらあれは本当に布石で、これから驚くような展開が待っているかもしれないが。
でも、なんとなく尾田っちにそこまで負担かけないでよね!!
という、謎の気持ちになったのであった…
いや尾田っちからしたらまじで余計なお世話だと思うけれど…
そんな謎の尾田っちへの熱い思いを抱く私だが、
実家からワンピース持ってこようかなあ、続きも集めようかなあ
と言ってくる夫に対しては
やめろ!どんだけ場所取ると思ってるんだ!!どうせ本棚私がアマゾンで買って私が組み立てるんだろうがーーー!!!
と、断固拒否しているのであった。
でも今読んだらもしかしてめちゃくちゃ面白いかな?!
私と漫画。
私は漫画を割とたくさん読むほうだと思う。
しかし、基本的には書店に平積みになっている漫画しか買っていないし絵に詳しい訳でもない、あくまでたくさん漫画を読むだけの人間であって
オタクとか、漫画通とか、そこまでではない…と、思っていた。
私が春から務めることになった課は女性が多く、また彼女らはたまたま揃いも揃って漫画好きであった。
私も漫画好きですよ、たくさん読みますよとなんとなく流れで話し、先輩方の漫画の貸し借りになんとなく加わった。
先輩方は一番年の近い方でも10歳ほど年上なのもあってか、私が普段読まないようなタイプの漫画が回ってきた。
結構ベタな少女漫画、歴史ロマン的な少女漫画、グルメ漫画など…
とても新鮮で、どれも面白く読めた、
しかし
私は気付いてしまう。
デッサンが狂っているッッ………!!!
別に今まで私は絵が上手い=面白い、と思ったこともないし、あまり絵柄にこだわりはない。
なんならめちゃくちゃ個性的な絵の漫画だって大好きだ。カイジとかボーボボとか。
なのに圧倒的に気になるッッ………!!!
普通に面白いなあ、キャラクター可愛いなあと思っている一方で
人間の肩こんな風に動かないでしょ
この漫画顔!顔!顔!で、手とか足とか描かなさすぎじゃない?あ、ほらやっぱり靴描けないんだな
この手の形はないでしょ…
と、夫にまで言い出す始末ッッ……!!!
もう本当に最低である。
もちろん貸してくれた方にそういう感想を言うつもりは一切ないし、ていうか普通に漫画自体は面白く読んでいるので多分続きもお借りするだろう。
しかしながら、そして私がこれぜひ!と先輩方に貸す漫画はことごとく絵が上手くて有名な作家さんの作品……
嫌なやつすぎる。
自分は絵を描けないくせに、読者としてもそこまで漫画に詳しいわけでもなんでもないくせに、通気取りである。
いやこれは通気取りとさえ言えない。
ただのサブカル糞女である。
こうなった原因はわかっている。
姉である。
私の姉はなんというか、絵を仕事にしている人で
私がたくさん漫画を読んできたのもこの姉がきっかけである。
姉が5歳年上ということもあり、私はスラムダンクや幽遊白書なんかが現役で連載していたころからジャンプを読んで育ち、姉が読んでいる漫画を借り、いつしかプロを目指すようになった姉の漫画を読み、ここをもっとこうしたほうが良いとアドバイスもしたし、超負けず嫌いの姉が他の漫画にケチをつけているのを横で聞いてきた。
要は、無駄に目が肥えてしまったのだ。
これはもうどうすることも出来ない。
姉が悪いのだ、姉が。
よくよく本棚を見れば、ここ5年ほどで私が購入した漫画たちはもう背表紙が
『ほ〜らおしゃれでしょ?漫画好きな女性たちが読みたくなるでしょ?この漫画読んでる私って他の人とはちょっと感性が違うでしょ?』
と語りかけてくるようである。
ウザい、ウザすぎる。
その漫画たちも背表紙も何も悪くないけど。
しかし私は、そのサブカル糞女感溢れる本棚を見てキエーーーと思う一方で、
ウフフ…面白い漫画ばっかり並んでいる私の
本棚…センス良い…と眺めることも嫌いではないのだ。
結局のところ、他の人の趣味にとやかく言わなければ、自分がどんなものが好きだろうと良いのだと思う。他人の好きなものにケチをつけたり文句を言ったりしなければ。
そうして、私は今日もまた、サブカル糞女チョイスな漫画を読むのであった。
こんなこと散々言ったあとにあれですが、最近読んだ漫画は
という漫画です。面白いのでぜひ!